| | 58)GPSのサイクルコンピュータ | |
| 2024/06/20 |
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GPSのサイクルコンピュータ(サイコン)を買ってみました。 今まで使ってたのは、CATEYEのCordless7という無線式のサイコンで、20年以上前の古いモデルです。無線式というのは、リムに取り付けたマグネットの回転数をフロントフォークに取り付けたセンサーが読取り、サイコン本体に情報を送る部分が「無線式」という意味です。 特に問題なく使えてるのですが、無線式の難点は、センサーとサイコンの電波送受信を阻害する場所があることです。鉄道の高架下とか踏切、テレビの送信所など強力な電磁波が出てる場所などです。 ボクが毎日走ってる1周7キロに設定した周回コースの中に正常に電波の送受信が出来ない場所(30m程)が一箇所あり、4周回するので、そこを通過する度に異常なスピードを表示します。その結果、約30km程の走行距離が毎回異なります。表示距離の差は最大800m程。最初は余り気にしなかったのですが、誤差と言うには大きすぎて看過できなくなり、違うサイコンを導入してみようかという気になりました。 一番安価なのは有線式のサイコン。これなら電波の干渉を受けることがないのですが、Webで色んなサイコンを物色してたら、割と安価なGPSサイコンを見つけて試してみようかなと購入した次第です。 COOSPOという台湾?のメーカー製 BC26 という「格安サイコン」です。AMAZONで3,999円でした。 3日間の同じコースを走った結果、走行距離は 30.30km/30.27km/30.33km でしたので、60mの差ということは、1kmで2mの誤差ということになります。 一方、古い無線式サイコンが表示した走行距離は、31.12km/31.03km/31.91km でしたので、最大880mもの差がありましたが、どちらの結果が正確なのかというのは、"言わずもがな"です。GPSって凄いなぁ!と改めて感心しました。
更に、COOSPO社は「CoospoRie」というスマホ用アプリがあり、無料で使用できます。サイコンの情報をスマホに送信すると、「CoospoRie」が何月何日に何処から何処まで何km走ったか等という情報をマップ付で表示してくれます。 ま、ガーミンなどの高級サイコンなら、走ってる最中にマップ表示してくれるのですが、「格安サイコン」ですから、そこまで望むのは無理な話。 高級品は、心拍数やケイデンスというペダルの回転数を表示出来たりしますが、「格安サイコン」はそんな機能がなく、走行距離と時間、最大速度、平均速度など最低限の計測をしてくれるだけですが、ボクはそれで充分です。それに、無線式・優先式のようにマグネット・センサーを取り付ける必要がなく、サイコン本体だけで機能するのが良いです。
ちなみに、GPSサイコンだけをハンドルに取り付けることもできますが、おされに取り付けるための専用ハンドルバーブラケット(1,299円)を同時購入しました。 |
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